昨日は和歌山でも朝に雪がうっすら積もり、一日中冷たい風が吹いた今シーズンで一番寒い一日でした。

そんな寒い日にぴったりの「お味噌づくり」をスタッフ女子部？のみんなで体験してきましたので、今回はその様子をお伝えします。

お味噌やお醤油、お酒を「寒」と呼ばれる時期に仕込むことを、「寒仕込み」と言います。

発酵食品を作る上で雑菌が混入しにくい事や、発酵に時間が掛かることで、ゆっくりと熟成させることができるなど色々なメリットがあるようです。

教えて頂いたのは、和歌浦西にある無農薬野菜や無添加食品などを販売されている「百姓家族」さんです。

私にとって初めての味噌づくりでしたが、手作りの味噌は麹独特のコクと円やかな旨味があるので、とても楽しみな体験でした。

【材料】　お味噌３ｋｇ分

大豆　  ：５００ｇ

米こうじ ：一升

塩          ：２７０ｇ

【作り方】

①　大豆は事前に一晩水に漬けておきます。

②　指でおさえて潰れるくらい柔らかくなるまで煮ます。

③　米こうじ、塩をよく混ぜ合わせます。

④　大豆を潰す（マッシャ―やミンチ器など使用）

⑤　③と④をよく混ぜる　しっかり混ざるように足で踏み踏み♪

⑥　⑤をだんご状に丸めてから、保存容器にしっかりつめていきます。

⑦　表面から空気が入らないように平らにしてラップかぶせて蓋をします。冷暗所で６～８ヶ月保存。

半年後、美味しいお味噌が出来上がるのがとても待ち遠しいです。

先輩方の体験談を聞きながら、ひとつひとつの作業を丁寧に手間暇かけ作る工程は、とても穏やかで愛着が湧きます。

そんなことも含めて美味しさも倍増するんだろうなと実感しました。

気忙しい毎日ですが、丁寧に暮らすことに少し向かい合った良い休日でした。