FORESTA MAGAZINE フォレスタマガジン

  1. TOP
  2. FORESTA MAGAZINE
  3. アタという植物をご存知ですか

アタという植物をご存知ですか

2022.08.01

Goods

インドネシアからアタを使用したシリーズが入荷しました。

バリ島で職人がひとつひとつ手で編んで作り上げたシリーズ。使い込むごとに経年変化する素晴らし素材です。

アタとは主にインドネシアで自生するシダ科の植物で、アトゥと呼ばれています。

その茎の部分を使って編み込んで作られるものがアタ製品です。

アタはインドネシアで自生する植物のため、インドネシアでしか採れません。

そのアタを編みこんで製品を作成した後は、ココナッツの実を裂いて、これをチップにしたもので燻します。

3時間ごとに裏返すという作業を2日~3日繰り返します。これが燻蒸作業です。

燻すのは防虫・防カビが目的ですが、燻すことによりアタ製品独特の香りとアメ色に仕上がります。

燻製のような香りがするのはこのためです。

 

このティッシュケースは職人の手で3日ほどかかるそうです。

ラタンなどと比べて目が細かく、編みこむのに時間がかかるために高級品として重宝されています。

また上質な製品を編むことのできる職人が減ってきています。さらに自生のアタ自体も採取しにくくなってきています。

このためやや高価な価格設定になっているのです。

 

 

こちらはダストボックスとして使ったり、鉢カバーとしてもとしてもお使いいただけます。

適度な光沢がとても上品な仕上がりです。

 

 

このように職人によってひとつひとつ丁寧に製作され、非常にきれいな模様を編みこみます。

先述のようにアタは使い込めば使い込むほどアメ色になり、経年美化します。

個体差もありますのでぜひ店頭でご覧ください。

 

タグ

page top