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ミナ ペルホネンの世界

2019.12.04

Daily life

先日の東京出張の帰り、東京都現代美術館で開催されている

皆川明さんの展覧会「つづく」を観覧しました。

皆川さんの柔らかいデザインのイメージとはある意味対照的な、

このポスターがとてもかっこよく、印象に残っていたので機会があれば行きたいと思っていました。

洋服のみならず、バッグや小物、チェアの張地にも人気があります。

デンマークのテキスタイルメーカーkvadrat(クヴァドラ)社でもデザインが発表され、今や日本のみならず世界中でファンが多いminä perhonen。

ちなみに、minaは「私」perhonen とはフィンランド語で「蝶」という意味。

ちょうちょモチーフのデザインが印象的です。

 

館内は撮影OKゾーンもあったので少しだけ写真とともにご紹介しようと思います。

エントランスの無数のクッションたち。今までのテキスタイルデザインが一目でわかるとともに、その一つ一つを間近で見ることができ、

縫製や刺繍のデザインの細かさやこだわりに初っ端から目が離せません。

 

展覧会の展示構成を建築家の田根剛さんが手がけられています。

25年目を迎えるミナのこれまでとこれからを、8つのゾーンに分けて展示されているのですが、各ゾーンのインパクトと展示品のボリュームの多さと分かりやすさに、

建築家の方が手がけられている空間の作り方の面白さも同時に感じました。

圧巻の洋服デザイン。「洋服の森」のほんの一部。

25年かけてもどの服も色あせない洋服たち。一生物の服としていつかは、、と憧れるお洋服たちです。

 

デザインしたテキスタイルも縫製される際には裁断され、

その時に出る余り生地の最後の最後まで、新たなデザインとして大切にされています。

 

個人的に感動したデザイン。

軍服として使われる迷彩模様を皆川さんの解釈でデザインし直し、

植物の生き生きした柄に、よく見るとクローバーに妖精が飛んできている様子が描かれています。

 

 

今まで多くを知らなかったminä perhonenの魅力。

デザインの力と、そのデザインが形になるまでのストーリーを知ることで

虜になってしまいました。

「つづく」というタイトルの意味も合わせて、知ることができてよかったです。

 

店頭でもそんなminä perhonenのアイテムを取り扱っています。

KLIPPAN×minä perhonenCHOUCHO」のブランケット

ランダムに配置されたちょうちょのモチーフが可愛らしいデザインです。

 

CULTI×minä perhonen

ルームフレグランスから、皆川明さんデザインの限定ボトル。

CULTIは詰め替えリフィルの取り扱いがあるので、限定ボトルをそのまま長くお使いいただけます。

それぞれの香りをイメージした優しいイラストは、お部屋に明るく優しい雰囲気をもたらしてくれるようです。

↑の特設サイトのモデルさん着用のお洋服もminä perhonenのもの。

とても素敵な世界観なのでぜひご覧ください。

 

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