圧倒的なクオリティとデザイン性でその地位を確立している宮崎椅子製作所。

どのアイテムも一生お使いいただけるアイテムばかりですが、今回は普段なら出荷しないワケアリ品を数点のみ販売しています。

個性のある節など一見他メーカーでは普通に出荷しているであろうアイテムですが、宮崎椅子製作所はその選別も厳しくB品と判断されます。

そんなアイテムの中で今回はDC10をご紹介。

何台かワケアリ品は売約しましたが、こちらはまだございます。

なんと40％OFF！！

ミラノ在住の日本人女性とデンマーク人男性のデザインデュオ、イノダ＋スバイエのデザインによるDC10、前作DC09より、さらに高度な製造工程を経て作られています。
デザイナー自身も自らのマスターピースと呼ぶこの椅子は、高度な技術力を誇る宮崎椅子製作所だからこそ、量産する事が可能な貴重な椅子。
薄く、細く削り出した木のパーツを精密に組み立て、座にはネットを張って軽量に仕上げています。

すべての接合部に連続性を持たせ、表と裏の二つだけの面で構成されたアームチェア（宮崎社長談）。

ゆったりとしたサイズ、木部の当りも優しく、張りのあるメッシュの座面と相まって完璧な座り心地を演出しています。

メッシュは通気性、耐久性、軽量化のすべてを満たしており、とにかく素晴らしい出来栄えのチェアなのです。

デザイナーのコメント：

　私たちはDC09から有機的な表情を作ることにとても力を入れてきました。今回のDC10は、この研究と追求のストーリーの続きであり、木工のハンディクラフトの限界に、私達が知りえる現代デザインや製造工程の融合を試み、人間工学と構造をも兼ね備えた更なる挑戦を施したものになります。DC10は、とてもシンプルで、何の装飾もありませんが、実はとても精巧複雑なのです。

たった2つの表面から形作られ、全ての接続部分が一体化しており、それは、やがて座っている人を抱きかかえる内側とそれ以外の部分の外側、2枚の表面がシャープなエッジで出くわす作りになっています。

この2つの表面からなる、木工の椅子は非常に少ないと考えられ、新しい試みと言えるものになっています。

是非一度このチェアを店頭でご覧になってください。