この景色、ヤバくないですか？

新緑の季節に（もうすぐ夏ですけど）超絶おススメなのがこちらのアートな公園です。

最近めっきりハマっているのがこちらの、「室生山公園芸術の森」。奈良県は宇陀市にあります。

室生村（現宇陀市）出身の彫刻家・故井上武吉氏の生涯をかけた「森の回廊計画」構想を現実化させたのが、井上氏の友人でもある世界的環境彫刻家のダニ・カラヴァン（Dani Karavan）です。

地滑り対策という土木と、アートを融合した革新的な環境整備を実現したすばらしいアート作品。個人的にはこのようにアートデザインはは機能を兼ね備えていないとダメだと思っています。

室生という土地の古代信仰や、太陽信仰を結びつけた「太陽の道」をコンセプトにした作品が中心となっているのです。

宇宙や水を感じる「らせん」を使った表現や、棚田の再現、湖や水の流れなど自然と溶け込んだ表現がとても美しいのです。

しかもワンコOK。森の中を大はしゃぎで散歩できます。

ウッドチップのようなものの上に苔が生えているので凄いクッション性で人間の膝にもとても良さそう。

日陰に入ると涼しくて散歩コースにはもってこいです。

休憩所の建築も見ごたえがあり、この中ではダニカラヴァンに関する資料も多数閲覧することが出来ます。

当然ワンコも入れます。

ダニカラヴァンと言えばパリ近郊にある大都市軸がとても有名ですが日本でも見ることが出来たんですね。

調べてみると日本で他の施設にも携わっていました。

で、宇陀市と言えば大宇陀の道の駅のブルーベリーソフトが超有名。

その近くに最近できたのがこちらのクラフトビール醸造所。

よく見ると壁からサーバーの取っ手が出てるの分かりますか？

これは奥大和ビールというクラフトビールです。真ん中がオススメの「SPICE DARK」。

奥大和ビールは、奈良の四季の香りを感じることができる『季節のビール』や、和ハーブや香草をブレンドし、心も体もリラックスできる『ハーバルビール』など、奥大和地域で生産された果物や薬草なども原料に使い、奥大和に訪れた方はもちろんのこと、どこにいても奈良の風景が思い描けるような風情のあるクラフトビールに仕上がっています。

また、ビールの美味しさだけではなく、大和の伝統野菜『大和野菜』をつかった料理にも合わせすいように、自然体ですっきりと飲みやすい味わいを目指して醸造しているとのこと。

最近何かと話題の「Next Commons Lab 奥大和」の一環だそうです。

奈良県宇陀市はなかなか面白い場所ですのでぜひ行ってみて下さい。東吉野村も面白いですよ。