臨時定休日をいただいた先週の水曜日、スタッフで徳島研修へ行ってきました。

 

南海フェリーに乗っていざ徳島へ！

和歌山−徳島間はフェリーで約２時間。

昭和の匂いの残るレトロな船内でじゅうたん席でのんびりしながら過ごしていると

あっという間の到着。快適です。

 

徳島港から車で約１時間。

まず向かったのは上勝町。

「日本で最も美しい村」の一つというこの町。

町内でゴミの回収を行わない、焼却や埋め立てをせずゴミをゼロにするという「ゼロ・ウェイスト運動」を宣言をかかげている町でもあります。

▽cafe polestar さんにランチへ。

上勝で採れた素材を使い、ひとつひとつこだわって作られたおかずがとても美味しかったです。

店内でも販売されていた↑杉の間伐材で作られたプレートが素敵でした。

上勝町特産の柑橘、「ゆこう」を使ったケーキ。

お皿とのコントラストも綺麗です。

 

そしてスタッフが一番気になった場所が、

手洗いコーナの洗面。まるっと木材で作られていました。

どんな仕上げなのか、どうやってメンテナンスするのだろう、、と盛り上がりました。

お手洗いにも紙タオルなどは置かず、ハンカチの持参を推奨していました。

ここでもムダなゴミは出さない取り組みが徹底されており、身近なところから普段出しているゴミについて考えるきっかけにもなりました。

 

▽RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store

建築家中村拓志さんの設計。この特徴的な窓のデザインは、町で閉鎖する公民館などから捨てられる窓を集めて再利用したものです。

この町のリサイクルの精神が建築のデザインとして表現されています。

元々は洗剤の量り売りや、リサイクル商品を扱っていた「上勝百貨店」という場所を新たなジェネラルショップとしてリニューアルされました。

外壁や、通路のレンガも廃材を利用して作られています。

曇っていたお天気もだいぶん良くなり、しばしの休憩タイムです。

スタッフさんいわく、「ヤギ界のなかでもイケメン」なヤギくん。刈った雑草を美味しそうに食べてくれていました。

 

 

クラフトビールも作られており、今まで捨てられていた果実の皮を香りづけにつかわれていたり上勝ならではのユニークな風味が特徴です。

店内から見る窓ガラスがとてもきれいでした。窓が二重構造になっています。

クラフトビールの他にも、お菓子屋パスタの量り売りやオリジナルのＴシャツなど資源を再利用して工夫して作られたアイテムが

たくさん売られていました。

ＧＷからはＢＢＱやキャンプもできるそうです。山の中でのむビール、、最高ですね！

どこか和歌山に似ているような雰囲気の徳島。

自然を逆手に取った新しい素敵な場所が増えています。

和歌山も風土や地域性を味方につけた素敵な場所が増えていくといいなと思いました。

 

 

フォレスタ徳島研修。

前編は「自然いっぱいの上勝編」でした。

おもいのほか盛りだくさんな一日だったので、2回に分けようと思います。

 

後編は「宮崎椅子製作所工場見学、ACTUS徳島店見学編」です。

こちらもとても貴重なお話も聞けたりと充実した研修でした。

次回後編の更新、お楽しみにしていてください。