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箱根、本と椅子

2019.11.15

Daily life

先日、友人たちと箱根に女子旅へ。

台風の影響もちょうど落ち着いた頃で次の日からは温泉も復旧し始めた様子。

お天気もよくちょうどいい時期に来れてとてもよかったです。

 

「箱根本箱」というブックホテルに宿泊しました。

2018年にオープンしたこのホテル。

1万冊以上の本に囲まれて、館内に置かれた椅子に好きに座って自由に読みながらゆったりと過ごすことができます。

「衣食住休遊知」と6のテーマで厳選された選書のレベルも高く、本好きにはたまらない場所です。

SNSでこの写真を見て「行きたい!」と思ったのですが、

エントランスのドアが開いた瞬間にちょうどこの光景でした。

 

館内のいたるところに椅子がありそれぞれ自由に座って読書をすることができます。

アルネ・ヤコブセン、カイ・クリスチャンセンなどの北欧の名作椅子揃い。

 

お部屋にも椅子が置かれているのですが、館内にはソファが一切なかったのが印象的でした。

あくまで「本を読むため」の椅子を集めているようでした。

それは実際に本を読んでみて気づきましたが、本を読むときって前のめりになったり少し横向きになったり、深く腰掛けたりしながら、知らない間にいろんな体勢に変えながら読んでいます。

どの体勢でも椅子が体にフィットしてずっと座っていても座面が痛くならないクッション性と、

本を読むときに開く肘の置き場所にもなるアーム部分

が本を読むのにいい椅子の条件なのかもと、思いました。

個人的には宮崎椅子製作所の「Paper Knife sofa」(カイ・クリスチャンセン)

の1人掛けが本を読んでいて一番しっくりきました。

疲れないのでついついずっと読み進めてしまいます。

 

お食事の時は、椅子も変わりディナーはYチェア。

この時は照明の加減がとても素敵な空間で、お料理がよりよく見え落ち着く空間。

Yチェアのアームにゆっくりもたれながら出てくるお料理に感動しながら

ケラケラ楽しい時間を過ごしました。

モーニングは明るい窓際のカウンターにセブンチェアのフルパディング。

コの字のカウンターにずらっと並んだセブンチェアがとても綺麗でした。

 

 

椅子と本づくしの箱根旅。

周辺の美術館もたくさん楽しみました。(特に彫刻の森美術館、回りきれないくらい面白い場所がたくさんあります。)

宿に帰ってきてこうやってゆったり出来る時間が過ごせるのがいいなと思いました。

とても癒されました。旅っていいですね。

箱根旅。和歌山から小田原まで乗り換えも少ないのでオススメです。

 

 

 

 

 

 

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