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30年前のワタシ ~ブログリレー~

2020.11.09

Staff

今回からスタッフ全員でブログリレーやります。

担当スタッフGから「店長、30年前の写真持って来てください!」と言われました。

どうやら30年前の自分というのが今回のテーマ。

写真いろいろ探したのですが、集合写真ばっかりでワンショットがほぼなく、いわゆる「卒アル切り抜き」です。

これ誰か興味あるのかな。

1990年、当時ワタシは高校二年生。ただただフツーの高校生。あんまり授業は出てなかったです、確か。(よく先生に怒られてた)

見てくださいよ、この若干の短ランと派手な靴下とラバーソール。当時の流行です。

1990年といえばKANの「愛は勝つ」やリンドバーグの「今すぐKISS ME」なんかが流行った年。

帰宅部で特に趣味も取柄もなかった私が唯一といっていいぐらい好きだったのが「THE BLUE HEARTS」。

当時斉藤由貴主演の「はいすくーる落書」というドラマがあって、萩原聖人が金髪の生徒役で主題歌が「情熱の薔薇」。

この歌に衝撃を受けてのめりこんだことを記憶しています。

田舎育ちでコンプレックスも多く、将来に不安があって、勉強もさほどせずに何をしていいかわからない時期でした。

当時は情報も少なく、いい大学に行って、いい会社(公務員含む)に入って、一生涯頑張るみたいなのが世の通説でしたからそれは理解していましたが、少しの反発心から勉強もせず、音楽ばっかり聴いてました。

確か3者面談でも「とりあえず一浪してください」といわれた記憶があります。この時の親のガッカリする顔は今でも鮮明に覚えています。

そこから猛スパートで勉強するようになってなんとか現役で大学に進学することができました。

多感で、不安で、ダメダメな青春時代でした。

 

あれから30年、お店ではよくお客様から「好きな仕事ができていいね」と言っていただきます。

そう見えているのは幸せなことだし、実際仕事は楽しいので外れてはないんですが、実はこの仕事をしたくて今の会社に入社したわけではないんです。

学生さん相手の会社説明会でもよく話をするのですが、やりたい仕事をしているのではなく、やった仕事を好きになったんです。

若いころから目標があってそれに向かって進んでいる人はすごく羨ましかったりします。

でもそうじゃなく、不安に駆られている人ももちろんいるわけで、好きなことを見つけるのも大事だけど、やってることを好きになるというのもすごく価値があること。

人生において大半は仕事してますから、その仕事は自分にとって成長を与えてくれるものでなければならないし、楽しくなくてはならない。

そう気づけたのも今の会社に入社して、仕事をしてきた結果だと思います。

そう思いながら、今度は自分だけでなく、働くスタッフたちがそう思ってもらえるような環境づくりを心がけています。

野村克也さんの言葉に「三流は金を残し、二流は名を残し、一流は人を残す」というのがあります。

フォレスタで働くスタッフたちが、楽しく、主体的に、仕事ができているとそれはお客様に伝わるはず。

そうやって毎日過ごしていますので、これからもFORESTAとスタッフをよろしくお願します。

 

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