手触りの良い椅子

「LUNA」(=月)と名付けられたこの椅子は、その名の通り満月のような円をイメージしてデザインされました。
2015年にグッドデザイン賞を受賞。
デザイナーは村澤一晃。
宮崎椅子の中では、お店でも人気の「pepe」シリーズの作者でもあります。
今回は三角形が特徴的な黄緑のファブリックを張りこんでみました。
宮崎椅子のチェアは様々な生地から好きな生地を選んだり、生地の持ち込みも可能なんです。
ちなみにこのLUNAチェア、このような板座のデザインも可能です。

同じ椅子をタテに積み上げて収納することも可能で、複数で張地の色を変えてダイニングチェアとして使うのも素敵かと思います。
背もたれからそのまま伸びたアーム部分が特徴で、背中をしっかりと支えてくれます。

この椅子の材質は「レッドオーク」他にも様々な樹種からオーダーが可能です。
継ぎ目のひとつひとつも美しい職人技が光ります。
背もたれ部分には分厚い材木を贅沢に曲げて丁寧に作る「厚板曲木」という技法が使われています。

裏には宮崎椅子製作所の刻印が。
標準の仕上げは「蜜蝋ワックス仕上げ」。
ミツバツの体内から採れた天然のロウを使って木の表面を保護しています。
環境にも優しく、自宅でもメンテナンスができるので長く大切に使うことができます。
使うたびに味が出る質感と、何より触った時の手触りが違います。
この感覚はなかなか説明しづらいので、ぜひ店頭で。

