メイドインローカル

私が好きなフレーズに「機械で人工的に作られたモノより、どこの誰だか知らない人が作ったハンドメイド」というのがあります。
機械を使用して人工的に量産されたものもいいものはありますが、有名なデザイナーではないけれど丹精込めてひとつひとつ製作されたモノが受け入れられているのは、そういう世の中の流れということも大いにあるでしょう。
安価で大量生産されたモノを消費する社会から、いいものを自分で見極めて永く使う時代に移り変わりつつあります。
写真のカトラリーはベトナム中央高原で採れたドウシェ材を使用しています。
この木材は堅く耐久性に優れている為カトラリーに非常に向いています。
あまり聞きなれない木材ですが非透水性、耐酸性を兼ね備えており耐久構造材としては1級の木材。
水に強いことから橋や桟橋等の海中構造物に使用されることもあり、日本では近年神社仏閣用材に用いられています。

型取り、磨き、オイル塗装、すべて人の手を介して作られています。
カトラリー1本作るのに約1時間を要するそうです。こうやって丹念に丹念に作りこまれているのです。
カトラリーは全部で4種類。ショートスプーンはコーヒー豆やお茶をすくうのに便利。
またウッドカトラリーは熱伝導しにくいためベビースプーンとしてもおすすめです。
持ち手も可愛く使い勝手もいいのでギフトにも最適です。
