虹にすわる
ひさしぶりに、本を読んでいます。
表紙に惹かれて見つけたこの本。

「虹にすわる」 瀧羽麻子著
瀧羽さんの小説はとても読みやすくて、久しぶりの読書にもぴったりでした。
描写がリアルで映像が読みながら浮かぶのがとても面白いのが魅力です。
椅子づくりの工房を作ることに奮闘する青年二人のお話。
椅子ひとつ作られるごとに様々なお話が展開していくのですが、
椅子づくりの描写がとてもリアルなんです。
この小説ができるまで、
椅子づくりのプロの取材・作っている場所の取材が行われています。
取材先のひとつが「宮崎椅子製作所」

フォレスタでも工場を見学させていただいたことがあります。
実際に見た現場を想像しながら、小説を読み進めています。

デザイナーと職人の二人三脚でお互いに意見を出し合いながらひとつの椅子を作っていく。
そんなものづくりの現場から生まれた物語が素敵です。
椅子好きな方にオススメの小説です。
