時を経て日本で復刻した北欧家具
新たな展示家具のご紹介。
MODUS side table (宮崎椅子製作所/Kristian Vedel)

1960年代以降にKristian Vedelによってデザインされ生産されていた「MODUS」シリーズのテーブル。
木とガラスの異素材が美しく融合しているデザインです。
ブラウンがかったガラス天板が、ナチュラルな木のフレームに馴染んでいます。
サイズは幅55㎝、奥行55㎝の正方形。これは同じシリーズのチェアやオットマンと同じ外形サイズとなっており、組み合わせて使うとサイズ感が合って美しく配置できます。
このあたりは工業デザイナーでもあった作者のこだわりがつまっています。
天板のガラスは木のフレームの四点に支えられており、無駄な部材を一切使用していません。
外して使っていただいても構いませんし、お気に入りの本や雑誌などを飾っていただくと、よりこの家具を楽しんでいただけます。


職人さんたちの技術力で北欧の名作の数々が宮崎椅子製作所にて、正式復刻というかたちでよみがえり、わたしたちの手元にいまでも残っていきます。
ナンバリングと、作者の名前がプレートに刻まれており、ナンバリングも入っています。

数年前、わたしははじめて箱根のブックホテルでこのテーブルに出会いました。
そのころから忘れられず、今回新たに展示することとなりましたが、椅子の配置や形によってさまざまなくつろぎの空間を作れるのがこのテーブルの良い所だと思います。
チェアの前において向かい合わせでつかうもよし、
もちろんソファーの前にコーヒーテーブルとして使っていただくのもいいですし、
壁際に置いたチェアの横にサイドテーブルとしてつかったり、、様々な使い方が想像するのも楽しいです。

こちらの写真はオーク材、店頭展示はウォルナット材です。

上から見えるスリットも美しく、木の素材を重くなりすぎない工夫なのかもしれません。
木目の美しさも宮崎椅子製作所ならでは。ぜひ店頭にてご覧くださいませ。
