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こどもの日に「ヒンメリ」ワークショップ開催しました

2025.05.06

Event

5月5日子供の日に、フィンランドの伝統的な装飾品 『ヒンメリ』 正八面体をつくるKIDSワークショップを開催しました。

GW後半、いいお天気にも恵まれ楽しいワークショップになる予感。
楽しんでくれるといいなぁと期待でワクワク

 ワークショップの会場には、実際にヒンメリを飾り、北欧カラーのカラフルなテーブルクロスをかけてお出迎え。 インテリア雑貨と組み合わせて気分を盛り上げます。

小学生のお子様にとって、ヒンメリやフィンランドという国は未知の世界。
作業に入る前に、まずはヒンメリ発祥の国フィンランドの文化や季節、伝統などについて写真を見てもらいながら簡単にご紹介。ヒンメリについての背景も少し感じてもらえたかな。

ヒンメリ作るための道具をキットにして使いやすく準備しました。

 道具はすごくシンプルです。
・ストロー 小(約7.5cm)12本 大(約20cm)12本
・タコ糸 小150cm、大200cm
・針金棒(とじ針など長めの針でも可)
・はさみ
・タッセル(生地や紙などをカット、基本ぶら下げるものは自由)、ヒンメリに付けるためにホッチキスか、刺繍糸

ストローは本来は麦のわらなどを使うのですが、細くて角がこわれやすいので、今回は未さらしの紙ストローを使用。
はさみで簡単にカットできますし、太さと強さもあるのでお子様には使いやすくおすすめです。
百均などでも売っていますし、カラフルなストローを使用するのも楽しいと思います。ルールはありません

それではスタート!

まずは糸をほどくところから。 最初は小学生でも長い糸と針(今回は針金棒)を上手に使うのは、なかなか難しかったのですが、作業が進むごとにだんだん慣れていかれるのを感じました。

難しいことが出来るようになると、逆によろこびを感じ、どんどん夢中になっていかれる様子が見ていて嬉しかったです。

 作業のポイントは、緩まない様に形をととのえながら、接合点をかたく結ぶところです。
コツをつかむとすぐにできるようになり、自分で作りたいという積極的な気持ちになってくれていました。
ここは両手を使ってする作業なので、慣れるまでは大人でもむずかしいところです。ワークショップではサポートしながら一緒につくりましたが、ご家庭でもあーでもない、こーでもないとおしゃべりしながら親子で一緒に作る、楽しくて貴重な時間になりそうですね。

 少しずつパーツが増え、面になっていきます。わくわく。

 最後の1本のストローを通すと、仕上げの立体へ。
ストローに1本の糸を通して結ぶだけで、立体になるというおもしろさに大人でもなんかすごいという気持ちになります。

難しい作業もあり、得意不得意もありますが、正八面体ができた時には「できたー!!かんたんだった、むずかしかったけどおもしろかった」と感想を伝えてくれました。
みなさんに達成感を感じていただけて、本当に嬉しくワークショップをやって良かったなと感じました。

未知の国の文化に触れ、指先を使い、組み立て方法を考え、タッセルの色を選び、たくさんの作業を通して自分だけの「ヒンメリ」というかわいいアートオブジェを作る体験をしてもらうことができました。
難易度は高いかなと思いましたが、世界で一番幸せな国 “フィンランド” の考え方に習い「自然を取り入れ、大切な時間を大切な人と過ごす」楽しいワークショップになったと思います。

 かわいいヒンメリがたくさんできました。 良いお天気だったので、外の樹木にぶらさげて撮影。
タッセルはアクタスのオリジナルファブリックをカットしたものを使用。好きなカラーや生地を自由に選んで組み合わせてもらいました。
やさしい風にゆらめくヒンメリとタッセルがかわいい仕上がりに。

 自分のお部屋やリビングに飾り、光と影、形のおもしろさを楽しんで下さい

 機会がありましたら、またフォレスタへ遊びにきてください!!

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