太陽の光をまとったフラワーベース
フィンランドを代表する建築家、アルヴァ・アアルトが1936年に発表したこのベースは、まるで自然の一部を切り取ったような曲線美が特徴です。
今回ご紹介するカラーは、ターコイズ。
“太陽”を意味するソラーレコレクションのひとつとして、2025年春夏限定で登場しました。
湖の水面が、午後の光を受けてきらめく。
そんな情景をそのままガラスに閉じ込めたような色合いで、角度や光の入り方によって印象が微妙に変わります。
なんとも言えないニュアンスがあって、見ていて飽きません。
サイズは高さ251mm。大ぶりな花も枝ものも受け止めてくれる、頼もしいシルエットにも関わらず、重たくなりすぎず、空間にすっと馴染んでくれる軽やかさも持っています。
ガラスは無鉛ガラス製で、フィンランド・イッタラの工房で、職人の手によって丁寧に作られています。
ごくわずかな揺らぎや、ふとした気泡が入ることもありますが、それもまた手仕事ならではの味わい。
完璧じゃない美しさも、どこかほっとするものがあります。
このカラー、この佇まい。お部屋の光が少し変わるような、そんな特別な存在感をぜひ見に来てください。
