機能を追求した美しいデザインPH3 1/2-3
デンマークを代表する照明メーカーの”Louis Poulsen”
今やインテリア好きならば誰もが知っているメーカーです。
その”Louis Poulsen”を代表するPHシリーズを手掛けた
“ポール・ヘニングセン”
彼がデザインした照明は美しいデザインに注目されることが多いですが
実はこれらがデザインのためのデザインではないのはご存じでしょうか
ヘニングセンは照明デザインを始めたころから
目に入る光の眩しさを和らげるにはどうすればいいのかを考え、
複数のシェードを用いて配光のコントロールをしようとします。
その中で生まれたのがPHシリーズの核となる
3枚のシェードを使ったものでした。
そのデザインのアイディアをにもとづき,
忠実に再現したものの一つ”PH3 1/2-3″です。

ハンドメイドの吹きガラスを使った3枚のシェードは
シェード形状に対数螺旋というカーブを用い、電球の眩しい光をカットし、
同時に光が必要とされる場所・方向に効率よく反射し光を届けます。
これがPHシリーズがつくりだす光の特徴で
照らされるものを美しく見せ、空間を引き立てる効果があります。
たとえばダイニングシーンでは、
食事を美味しそうに演出し、食卓を囲む人々の顔を優しく照らすことで
ゆったりとした空間と時間の流れを作り出します。

ヘニングセンがデザインした照明が100年以上もの間使い続けられた理由は、
スピードを追い求めたスポーツカーに美しさを感じるのと同じように、
究極の機能美があるからではないでしょうか
ぜひ皆様もポール・ヘニングセンのデザインした照明の
機能的な美しさを感じてみてください。
