空気中の水分で育つは間違い?
上富田町にある「庭工房」よりグリーンが再入荷しています。

今回はエアプランツをたくさん届けていただきました。
土が不要で場所を選ばずに気軽に育てられるエアプランツ。
空気中の水分でも育つことから、お水をあげなくてもいいと思われ、放っておいても大丈夫と勘違いをして失敗してしまった方も多いのではないでしょうか。
多くのエアプランツは標高の高い森林や高山など霧が濃い場所で生育します。
そのため空気中の水分だけでも自生しますが、日本の自然環境とは異なるため、しっかりと水やりをする必要があります。
他の植物に比べると乾燥に強く、手がかからない植物ではありますが、水やりにはちょっとしたコツが必要です。
とても簡単なので覚えていただければ、成長と共に花が咲くまでの過程を楽しんでいただけます。
1番のポイントは水やりのタイミングです。
春から秋の暖かい季節は成長のため水をたくさん必要とします。
空気中の水分だけでは足りず霧吹きで週2〜3回、もしくは毎日あげても植物は喜びます。
葉の部分から水分を吸収するので株全体に吹きかけ、風通しの良いところに置きましょう。
エアプランツは夜になると気孔が開き、夕方から夜にかけて水をあげると効果的です。
たくさんあって霧吹きが面倒な時は、バケツに水をためて1〜2分程浸けてもOK
さらに乾燥がひどい時は3〜6時間浸けておくと元気になります。
思っているよりもエアプランツは水を必要とします。
そして、浸けた後はしっかり水を切り、風通しの良い場所で乾かしてください。
株の中に水が残っていると、腐ってしまうので注意が必要です。
急な直射日光は厳禁で、室内の光でも育ちます。
レースのカーテン越し程度の光が当たる場所が良いでしょう。
また雨にあてることも有効な水やりのひとつです。
梅雨時や長雨の高湿度はエアプランツにとって快適な環境です。屋外で風通しも良く、うまく利用してみるのもおすすめです。
但し急な晴れ間にはご注意下さい。

今回おすすめのキセログラフィカ。
淡いグリーンの色が美しいエアプランツです。
カールした長い葉先が貴重な1点。
ぜひご覧ください。
