野性味あふれる存在感”UTZON”
今回は、デンマークの家具メーカー「dk3」の
「UTZON」をご紹介します。
UTZONはスタンダードなデザインながら、大胆な木材使いと独創的なレッグで、
LDKの主役にふさわしいテーブルです。

ちなみにDK3はデンマークのハイエンドインテリアブランドで
2009年にAnn & Jacob Plejdrup夫妻によって創設されました。
ボーエ・モーエンセンやコーア・クリント、ポール・カドヴィウスなど
巨匠デザイナーによる名作の復刻や、新進デザイナーの意欲作などを手掛け、
近年注目を集めています。
dk3がプロデュースする家具は天然素材の持つ力強さ、美しさを十分に引き出す職人の手仕事が、
シンプルな作品の魅力をさらに際立たせています。
そのdk3からACTUSがライセンスを取得し、生産しているUTZONは、
洗練されたデザインと野性味あふれる素材が調和した、唯一無二のプロダクトです
特徴的なのは北米産のオークの無垢材で、
オークの中では色味が濃く、力強い木目と節があり、
自然の荒々しい風合いと、どっしりとした重厚感が魅力です。

メーカーのdk3は、原木の丸太から板に製材し、
家具の素材として使うまでに、2年以上かけて乾燥させます。
そうすることで、木材が本来持つ美しさや個性的な風合いを引き出しています。
もう一つ特徴的なのが、 無垢材の節。
一般的に、節穴の加工には同系色のパテ材が使われますが、
UTZONはあえて黒色のパテ材を使うことで荒々しさを引き立てています。

また、節のまわりは節のない部分と比べて硬く、木目が密になっているため、
節をきれいに残すにはレベルの高い技術が必要です。
色々とこのテーブルが持つ特色を説明させていただきましたが、
こういった無垢材のテーブルを選ぶ際は、節の有無や好みだけでなく、
指先でなでて加工技術の高さを確認していただくと
より質の良さを感じていただけるのではないかと思います。
お店にも展示ございますので、ぜひ一度体感してみてください。
