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2025.08.07

紀州塗りpopup store

和歌山・黒江の伝統工芸

「紀州塗り」POPUP開催のお知らせ

8月23日(土)〜9月15日(月・祝)

和歌山県海南市・黒江。この地で400年以上ものあいだ受け継がれてきた「紀州漆器」は、日常に寄り添いながらも、どこか凛とした美しさを持っています。

そんな紀州塗りの魅力を、もっと多くの方に知っていただきたく、今回フォレスタにて期間限定のPOPUPイベントを開催します。

漆器は敷居が高そうという印象をお持ちの方も、ぜひこの機会に、新しい“塗り”のカタチに触れてみてください。

伝統を大切にしながらも、現代の暮らしにフィットする、そんなアイテムが並びます。

今回のPOPUPでは、紀州を代表する漆器企業3社が参加。展示・販売を行います。

 

【中西工芸株式会社】

熟練の職人による吹き付け塗装、シルクスクリーン・パッド印刷といった多彩な技術により、美しい食器・装飾品を一貫して製造・提供しています。

近年では、ウレタン配合の“ハイブリッド漆”といったモダンなシリーズも展開。

「ぬりもんdeVerre」

Verreとは、フランス語でガラスを意味します。

グラスに、日本らしい絵柄を塗りと蒔絵で描いた「ぬりもん de Verre」は、今までにないクラシカルでモダンなガラス製品を生み出しました。

タンブラー、ワイングラスなど販売いたします。

「ぬりもん de Poterie」

特殊な下処理をすることで陶器に紀州塗りの色合いを表現した塗りの豆皿。

豆皿は、その愛らしさと活用の多さでますます人気になっています。

アイデア次第で広がる楽しさは贈り物としてもおすすめです。

 

【株式会社山家漆器店】

伝統と現代デザインを融合させた「SHIKI-ORIORI」シリーズをはじめ、多彩な紀州漆器を展開。ミラノデザインウィークや大阪万博で紹介し、日本の美を世界へ発信しています。

「SHIKI-ORIORI」

紀州の伝統技法で表現した、白の余韻。

ミラノデザインウィークでもお披露目された「しきおりおり」は、紀州漆器の伝統的な蒔地技法を基に、現代的な美意識と素材構成で再構成した塗装表現です。

旧来の「紀州蒔地」は、土や石を砕いた砥の粉と炭粉などを使って、下地を固めるとともに独特のザラつきと強度を生む技法。

この技法を応用し、本シリーズでは以下の工程を経て、白の濃淡だけで構成される根来塗りのような視覚的奥行きを表現しています。

「美空」

黒と白のコントラストが美しい、モダンな塗りを重ねた新しい塗り表現。

サンフランシスコなどでも販売されているお椀・カトラリー・弁当箱など美空シリーズで彩られたモダン漆器シリーズです。

 

【株式会社三好漆器】

「漆器っていいね!」そんな感動をお届けする、明治44年創業の紀州漆器メーカー「三好漆器」。

高価でお手入れが大変と思われがちな漆器ですが、本来は毎日の食卓で気軽に使える食器です。
私たちは、暮らしに取り入れやすい普段使いの漆器や木製品を通じて、“漆器のある暮らし”を提案しています。

自然素材から生まれる器は、サステナブルな選択としても注目されています。
伝統を守りながら次世代へとつなぐ、持続可能なものづくり。

現代の暮らしに寄り添う機能性と、紀州塗りならではの上質な質感・デザインを兼ね備えた品々を、この機会にぜひご覧ください。

「曲げわっぱ弁当箱」

一つ一つ丁寧に塗り上げた曲げわっぱ弁当箱。

日本文化を感じる美しい仕上がりです。木製で通気性と調湿性に優れ、夏はごはんが傷みにくく、冬は固くなりにくいため、一年を通して快適に使える高機能なお弁当箱です。

他にも汁椀やカトラリーなどご用意いたします。

 

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